こんにちは!みのりです(^^♪
今回は「試合の中盤~終盤にかけて考えるべきこと」についてお伝えしていきます♪
1.相手と自分の精神状態について比較
2.相手の一番得意なプレーは何か
この2点について、詳しくみていきましょう!!
1.相手と自分の精神状態について比較
中盤~終盤にかけては、精神状態が大きく影響してきますよね。
特に接戦でどちらが勝ってもおかしくない試合だと、最後は精神面の勝負になってきます。
・焦っているのか
・プレッシャーを感じているのか
・ノっているのか
・頭が真っ白になっていないか
・勝負を楽しんでいるのか
・苦しい試合なのか
これらを「自分と相手と比較してどうか」と考えてください。
バドミントンは常に相手がいるスポーツです。
相手の息遣い、目線、挙動を観察する必要があります。
そして常に自分は「冷静で」いてください。
どんなに点差があって焦っていても、頭が真っ白にならないようにしてください。
どんなに調子が悪くても、負けたくない相手にリードされて泣きそうになっても、「最適解」を模索し続けてください。
私は高校のとき、全国選抜の予選で経験したことが心に残っています。
当時私は高校2年生で、団体戦の最後のシングルスを任されていました。
2-2で回ってきて、私の勝敗で全国大会への出場権が決まるという場面です。
全国選抜は「地方で優勝した県のみ出場できる」大会なので、県で1位になると出場できるインターハイよりも過酷かもしれません・・・涙
当然、予選の対戦相手はどこかの県の優勝者というレベルで、大変苦しい試合でした(笑)
ファイナルの接戦になり、17-20と相手にリードされている状況で私のサーブになりました。
その時の私は、3年生の先輩からと監督からのものすごい圧・・・ではなく温かい声援(笑)を背中に感じながら、本当にサーブの手が震えていました。
その時自分に言い聞かせた言葉は、「考えろ、考えろ」でした。
あと1点取られたら、自分のせいで全国大会の出場を逃すという状況です。
そしてサーブを受けようとする相手を観察すると、体重は後ろにかかり肘の位置は若干上にあり、思いっきりスマッシュを打ってやる!という気迫が感じられました。
そこで私は賭けに出て、ロングサーブを打つフェイントを入れながらショートサーブを打ちました。もちろん相手もどこかの県の優勝者なので冷静に対応はしてきましたが、一瞬頭がフリーズしてしまったのか甘いリターンが返ってきたので私に有利な展開となり、1点取ることができました。
そのあとの相手は、少しポジションを前にして構えて、肘の位置も先ほどより下がっていたので、私はショートサーブのフェイントを入れながら低めのロングサーブをしました。
低いロングサーブは場面によっては相手へのチャンスボールとなってしまいますが、その時の相手は先ほどのショートサーブでかなり心が乱されている様子だったので、あえてこの選択をしました。
そこでも私に有利なラリー展開となり1点とることができました。
19-20ですね。
その後逆転勝ちをして、地方大会で優勝し、なんとか全国選抜への出場を決めました!
このように、どんなときでも冷静に相手の細かい部分まで観察することによって「最適解」が見えてきます。
気合や気迫も大切ですが、冷静に相手を観察することも非常に重要です。
相手と自分の精神状態を冷静に比較してみてくださいね♪
2.相手の一番得意なプレーは何か
これは中盤の間にしっかりと見極めておいてください。
終盤の勝負どころでは、だれもが自分の得意なパターンを仕掛けてくると思います。
レベルが上がるごとに得意なパターンは増えていくので見極めることも複雑になっていくと思いますが、明らかにほかのショットよりも打ってくる回数が多いショットはあります。
それをしっかりと記憶しながらプレーしてください。
接戦になった終盤の場面では、かなりの高確率でそのショットを打ってくるはずです。
そして、ここぞという場面で自分の一番得意なショットを打ったら、相手がすでに読んでいて逆に利用されたラリー展開を想像してみてください・・・。
最悪ですよね?逆だったら心が折れそうです・・涙
そうなると「流れ」が自分にきます。
その流れを味方に、だけど頭は冷静にプレーしていくと、必ず勝機がみえてきます。
【まとめ】
常に相手と自分の状態を冷静に観察する。
これが試合中に一番大切なことです!
特に中盤~終盤は頭が真っ白になりがちですが、そこをなんとか耐えて、冷静に考えてプレーしてください♪
最後まで読んでいただきありがとうございました。(^^)